平成28年度事業計画

2016年04月07日 9時00分

平成28年度の武生商工会議所事業計画


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- 基本方針 -

 

日本経済は、昨年前半円安・株高を背景に大手企業を中心に好調に推移したが、後半以降中国経済の減速、原油安等の影響もあり一進一退の状況が続いた。年明けには、世界経済の不安要素が増大する中で、国内では日銀による史上初のマイナス金利政策が実施されたほか、株価・為替が乱高下を繰り返すなど、日本経済は不安定な状況が続いている。

こうした中で、中小企業は経営基盤の弱さに加え、国内外の様々な影響等により景気回復の実感を得ることなく環境は厳しさを増している。

また、地域経済を支える地元中小企業においても、景気低迷に加え人材確保難等経営環境は依然として厳しい状況が続いている。

国においては、地域が特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生するため「まち・ひと・しごと創生総合戦略」による地方創生、人口減少克服に向けた対策を打ち出し、当市でも「地方版総合戦略」の策定が行われたところである。

武生商工会議所としてもその役割をしっかりと果たすべく、今年度は“変化をチャンスに!! 実現しよう 地域イノベーション”をスローガンに各種事業展開を図っていく。

まず第一には、地方創生に向けた活力あるまちづくりの推進である。

人口減少社会の中で地域産業の持続的発展を目指すとともに、当市の強みを活かしたまちづくりの推進を図るため、政策提言要望活動を活発化するとともに、まちづくり会社を中心にハード・ソフト両面から取組み強化を図っていく。

第二には、小規模事業者を中心に地元中小企業への支援強化である。

企業の強みを活かし経営基盤の強化を図る地元中小企業に対し、支援機関連携のもと、伴走型支援を柱に経営課題解決に向けた取組み支援を行っていく。

第三には、地域の強みを活かした産業・観光振興事業の推進である。

ものづくり中核都市である越前市を県内外に広くアピールする「越前モノづくりフェスタ」の開催や今年65回記念大会を迎える「たけふ菊人形」の開催など、豊富な地域資源を背景に各種産業・観光振興事業に積極的に取組んでいく。

第四には、会員サービス事業の充実並びに組織財政基盤の強化である。

企業ニーズに対応した事業展開を通じて会員満足度を向上させるとともに、今年度も会員増強に向け“パワーアップ2000運動”を積極展開する中で組織財政基盤の安定強化に努めていく。

以上、平成28年度武生商工会議所では、地域の総合経済団体として先導的役割を果し、地域の活性化を実現するため以下の重点項目を中心に事業に取組んでいく。

 

 

 

 

- 平成28年度事業計画重点事業項目 -

 

 

 

 ■ スローガン ■

変化をチャンスに!!実現しよう 地域イノベーション

 

 

 

■ 重点事業項目 ■

 

Ⅰ 地方創生に向けた活力あるまちづくりと政策提言活動の推進

Ⅱ 新たな挑戦を行う地元中小企業への支援の強化

Ⅲ 地域の強みを活かした産業・観光振興事業取組みの推進

Ⅳ 商工会議所活動の充実と組織運営基盤の強化

 

 

■ 個別事業項目 ■

 

Ⅰ.地方創生に向けた活力あるまちづくりと政策提言活動の推進

人口減少社会のなか、生産年齢人口を確保し活力ある産業の持続的発展を図るとともに、北陸新幹線南越駅周辺整備や中心市街地活性化を柱とする当市の強みを活かしたまちづくりを推進するため、まちづくり会社を中心に積極的活動を展開する。

 

(1)地域活性化に向けたまちづくり・中小企業対策に関する政策提言活動の推進。

①越前市の「まち・ひと・しごと創生」に向けた「越前市総合戦略」目標実現のための各種施策に関する意見要望活動の実施。

②当市が抱える諸問題について、県・市等関係各機関への意見要望活動の実施。

③地元中小企業の経営環境改善や経営力向上を図るための対策について、県・市等関係各関への意見要望活動の実施。

④中小企業の振興を図るための税制改正等に関する関係機関への意見要望活動の実施。

 

(2)市の特性を活かした活力あるまちづくり実現に向けた事業取組みの推進。

①活力あるまちづくりの推進を図るため、「まちづくり武生株式会社」を中心とするまちづくり事業への積極的支援。

②北陸新幹線南越駅(仮称)開業を見据え、他市の開業後の現状や問題点調査を目的とする「まちづくり現地視察会」の実施。(新規)

③越前市の新たな価値創造に繋がる豊かで魅力的なまちづくりを基本コンセプトとする「越前市グランドデザイン」実現に向けた行政への働きかけ強化。

 

(3)中心市街地活性化に向けた事業推進及び体制強化。

①中心市街地活性化基本計画の認定に向けた中心市街地活性化協議会活動の運営

②中心市街地「空き家」「空き店舗」の解消及び定住化促進に向けた支援事業の活用促進。

③越前市の商業・商店街など小規模企業の振興発展を目的とした「街のゼミナール」事業の継続実施。

④「蔵の辻」を中心とする中心市街地賑わいづくりを目的とした各種イベントへの支援協力。

 

Ⅱ.新たな挑戦を行う地元中小企業への支援の強化   

経営基盤の弱い小規模事業者を中心に、新たな挑戦を行い経営力強化に取組む 中小企業に対し、支援体制の強化を図り、伴走型サポートによるきめ細かい支援により地元中小企業の活性化に結び付ける。

 

(1)経営力強化に取組む小規模事業者への伴走型支援の推進。

①小規模事業者の持続的経営発展に向けた取組みを支援するため、小規模企業支援法に基づく「経営発達支援事業」(27年度国認定)の積極展開により小規模事業者の経営力強化を図る。(新規)

・小規模事業者の経営状況の分析

・需要を見据えた事業計画の策定・実施に係る伴走型の指導・助言

・商品・サービスの需要動向、地域の経済動向に関する情報の収集、提供等

・広報、商談会、展示会等の開催又は参加、需要の開拓に寄与する事業

②開業や事業承継など経営基盤の弱い小規模事業者を支援するため、「創業・事業承継サポートセンター」を設置し、きめの細かい相談対応にあたる。(新規)

③創業予定者、創業して間もない事業者を対象に、伴走型支援により管内創業の掘り起しや経営基盤の安定化をはかることを目的として「創業スクール」を実施する。(新規)

④小規模事業者の資金繰り安定化を図るため、制度融資(マル経融資等)の積極的活用と併せて経営改善計画の作成支援により経営健全化を図る。

⑤小規模事業者の経営課題解決のため専門家の派遣や個別相談会を実施するほか、年末や決算申告時「特別相談窓口」を開設し相談対応にあたる。

(新規)⑥平成29年4月、消費税率引上げに伴う「軽減税率」の導入が予定されていることから、特に影響が予想される飲食業等を対象に「軽減税率対応セミナー」を開催し、事業者の円滑な対応を図る。(新規)

⑦小規模事業者の白色から青色申告への移行、経営効率化のための「パソコン会計」導入等、IT導入の促進、また電子申告(e-tax)活用促進のための「e-taxよろず相談所」を開設し 相談対応にあたる。                                                       

 

(2)中小企業の新たな挑戦、取組みに対する支援並びに体制強化

①創業や事業承継を検討している事業者を対象に、開業までの一貫した支援や円滑な事業承継のための支援を行うため「創業・事業承継サポートセンター」を開設し、きめ細かい相談対応にあたる。

②中小企業経営力強化支援法に基づく「認定支援機関」として、中小企業の多様な経営課題解決に向けたサポート支援の実施。

③「中小企業・小規模事業者ビジネス創造等支援事業(ミラサポ)」支援機関として、管内中小企業が直面する商品開発、販路拡大等の経営課題に対し、専門家とのチームによるサポート援の実施。

④中小企業の経営課題に対応するため、「アドバイザーバンク制度(専門家派遣)」「ケータリング制度(オーダーメイド出前講習会)」「個別無料相談会」等の経営支援事業の実施。

⑤地域連携協定を締結する「中小企業基盤整備機構」「福井工業大学」「福井工業高等専門学校」「福井大学」との連携強化を図り、地元中小企業の経営力強化支援に繋げる。

 

(3)中小企業の経営基盤強化に向けた各種支援制度の活用促進。

①地元中小企業の労働力確保、就業支援を目的とした企業と求職者のマッチング事業「新ジョブカード制度推進事業」の実施。

②管内企業の人材育成を目的とした新入社員、中堅・幹部社員、営業社員、女性社員向け講習会、研修会等の実施。

③企業人や学生等のスキルアップを目的とした各種検定事業(珠算・簿記・福祉住環境コーディネーター・環境社会検定(エコ検定)・日本語)を実施し、資格取得による人材育成の強化。

④従業員の「健康」が企業の成長に不可欠な経営資源ととらえ、企業が従業員の心身の健康に積極投資することで、企業の生産性・収益性の向上を目指す経営手法「健康経営」の推進を図るため、アクサ生命保険㈱と連携し積極推進を図る。(新規)

⑤企業の福利厚生充実のための各種共済制度の普及活動(BWCキャンペーン)の推進及び会議所・福利厚生制度に関する事業所の理解を深め普及促進を図るため「福利厚生制度お客様交流会」の開催。

・従業員等の事故・病気に備えた「さわやか共済制度」への加入促進。

・小規模事業者のための退職金制度「小規模企業共済制度」への加入促進。

・従業員の退職金準備のための「特定退職金共済制度」への加入促進。

・経営者等を対象とした経営安定化を目的とした各種保険への加入促進。

⑥企業の経営基盤強化のための各種制度に関する普及活動の推進。                    

・事業主の万が一の場合の「所得保障制度」への加入促進。

・製造物責任制度対応企業向け保険制度「PL保険制度」への加入促進。

・個人情報保護法対応企業向け保険制度「個人情報漏えい賠償責任保険制度」への加入促進。

⑥労働保険事務組合の運営並びに加入促進。

⑦福井県火災共済協同組合代理所の運営並びに加入促進。

 

Ⅲ.地域の強みを活かした産業・観光振興事業取組みの推進

伝統産業から先端産業まで幅広い産業が集積するものづくり中核都市越前市の特性を活かした産業振興事業を実施するとともに、歴史伝統に育まれた当市の地域資源を活用した観光振興事業の取組み強化により交流人口拡大を図り、地域活性化に繋げる。

 

(1)地域の強みを最大限活かした産業振興事業の積極的推進。

①越前市の特性を活かして「越前モノづくりフェスタ」を開催し、伝統産業から先端産業まで幅広い産業を広く県内外へアピールするとともに、販路拡大に繋げ、地域産業の振興発展に寄与する。

②「越前モノづくりフェスタ」の開催を通じて次世代を担う子ども達を対象にものづくり体験コーナーを設置しものづくりのおもしろさを実感してもらうとともに、職業体験による職業意識の醸成を図り、地元企業への理解、関心を深め、将来の地元雇用に繋げる。       

③「第33回伝統的工芸品月間国民会議全国大会in福井」(11/24~11/27)の地元開催を契機として各産地振興に繋げるための支援協力。(新規)

④越前市の伝統産業「越前和紙」「越前打刃物」「越前箪笥」を国内外へアピールし販路拡大に繋げるため新商品開発、後継者育成、産地PR等の取組みに対し、支援機関連携による支援協力。【越前ものづくりの里プロジェクト(県)】

⑤サンドーム福井開館20周年リニューアルに伴い移設される「デザインセンター」の積極活用により、管内企業の新商品開発、販売・商品PR力の強化及び人材育成を図る。(新規)

 

(2)地域資源活用による地方創生に向けた観光振興事業の取組み強化

①武生中央公園再整備に伴う「たけふ菊人形」事業の再構築及び65回記念大会の事業充実により交流人口の拡大を図り地域活性化に繋げる。(新規)

②まちなか賑わい創出や交流人口拡大に向け、「花火大会」を核とした「越前市サマーフェスティバル」の再構築を図る。

③越前市出身で天皇の料理番として有名な「秋山徳蔵」氏を題材として、管内飲食業の知名度アップと販売促進を目的としたグルメイベント「天皇の料理番 秋山徳蔵グルメをメグル(仮称)」の実施。(新規)

④歴史と伝統に育まれた越前市にある老舗和菓子店、洋菓子店等を中心に市内名産品のさらなる魅力向上と販路支援を目的として「会員ビジネス交流会“おみやげ発掘市”(仮称)」の開催。(新規)

⑤市内名産品のさらなる魅力向上を図るため開催する“おみやげ発掘市(仮称)”への参加を対象に商品力の向上を目的としたデザイン等に関するセミナーの開催及び個別指導の実施。(新規)

⑥観光資源開発及び観光振興事業を通じた“もてなし観光”の取組み及びインバウンドに関する受入体制の整備に関する調査研究。(新規)

⑦越前市観光協会との連携強化による観光振興事業への取組み強化。

⑧福井鉄道福武線活用促進による地域活性化への取組み支援。

 

Ⅳ.商工会議所活動の充実と組織運営基盤の強化 

厳しい経営環境が続くなかで管内企業の減少は地域活力の低下に繋がることから、経営力強化支援と併せて企業ニーズに対応した会員サービス事業の充実を図り、組織運営基盤の安定強化に繋げる。

 

(1)会員満足度向上を図るための会員サービス事業の充実

①会議所PR及び会議所事業参加者への提供を目的とした“ノベルティグッズ”の開発。(新規)                                   

②平成29年度「会議所創立70周年」、「武生商工会館竣工20周年」の周年記念事業に関する企画準備。(新規)

③6部会(商業、工業、建設業、交通運輸業、料飲環境、理財諸業)事業活動の活発化よる会議所事業の充実。

④5委員会による(企画総務、中小企業活性化、地域まちづくり推進、広報、会館管理運営)会議所活動の推進。

⑤会員間の親睦交流を目的とした会員交流事業「会員ふれあい旅行」の実施。

⑥会員事業所の持続的発展と人口減少社会への対応を図るため「婚活事業」を実施し未婚男女の結婚を支援。                                     

⑦会員事業所の従業員等の健康増進を目的に福利厚生事業「事業所健康診断」の実施。

⑧今年度60回を記念して、会員事業所従業員を対象とした永年勤続者に対する表彰を行う福利厚生事業「優良従業員表彰式」の対象枠拡大等による記念開催。

⑨会員事業所間の親睦交流、健康増進を目的とした「会頭杯ゴルフ大会」の実施。

⑩広報誌「JP」の掲載内容の中から、企業に役立つ情報や企業情報に関し、ホームページ等を通じて広く情報発信し、会員サービスの向上及び会議所情報の質の向上を図る。(新規)

⑪青年部・女性会活動の活発化による会議所活動の充実。

 

(2)幅広い情報ツール活用による情報発信機能の強化。

①会議所活動の情報発信強化を図るため、会議所所報「市民版」を発行し、会議所事業への市民の理解を深めて頂くとともに、非会員の会員化に繋げていく。(新規)

②会議所広報の充実をはじめ、新しい情報ツールの研究及び活用による会員情報、イベント情報等の積極的情報発信。

③会議所活動の情報発信強化とアクセス向上を図るための会議所ホームページの充実及び積極活用。

④会議所活動に関する広報周知徹底を図るため、広報委員会による月刊誌「JP」の充実及びメールマガジンや丹南CATV等を活用した情報発信、またマスコミ等を通じたパプリシティの積極活用。

 

(3)時代に対応した組織運営と職員資質向上による組織運営基盤強化

①平成28年10月末にて任期満了(3年任期)を迎える武生商工会議所議員に関する議員改選事務手続き並びに新議員による「議員懇談会」の実施。(新規)

②会員2.000事業所を目標とした「パワーアップ2000運動」の積極展開。

③新入会員の会議所活動への理解度及び活用実態を調査し、会員満足度の向上に繋げることを目的とした「フレッシュ会員アンケート」の実施。(新規)

④武生商工会館利用者拡大並びにリピート率向上等を図るため、利用促進事業「TKポイントカード発行事業」の継続実施とアンケート調査の実施。

⑤商工会館の維持費の中で大きなウェイトを占める電気料のコスト削減を図るため、省エネ照明LED化の導入について調査研究を行い、導入に向け検討する。(新規)

⑥6部会(商業部会・工業部会・建設業部会・交通運輸業部会・理財諸業部会・料飲環境部会)による会員2.000事業所を目標とした会員増強活動の実施。

⑦地区内商工業者の営業実態に関する情報収集及び調査による管内事業所のデータベース化。

⑧構造的変革期に迅速に対応するため、事務局体制の再構築及び職員資質向上を図るための各種研修会への参加、勉強会の実施。

 

以上

 

 

 

 

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