商工会議所の概要と活動内容

商工会議所とは
商工会議所は、地区内における商工業の振興発展に努めると共に、地域の商工業者の世論を代表する公的な性格をもつ経済団体です。
商工会議所法
商工会議所は、古い歴史を背景として発展してきましたが、日本の今の制度は昭和28年8月に制定された「商工会議所法」という法律によって運営されている特別認可法人です。
商工会議所は、その地区内における商工業の総合的な改善発達を図ると ともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的としています。(商工会議所法第6条)
シンボルマーク
商工会議所のマークは、英文字 Chamber of Commerce & Industry (チェンバー・オブ・コマース・インダストリー)の三つの頭文字 CCIを図案化したもので想像上の大鳥が翼を垂天雲のごとくひろげて、上空を飛ぶさまを表しています。
全国各地の商工会議所は、このマークに統一されています。
商工会議所の歴史
世界最初の商工会議所は、1599年フランスのマルセイユで、地中海沿岸に 位置し、貿易の一大拠点になっていました。日本では、最初「商法会議所」と呼ばれていましたが、時代の流れとともに変わり、現在は商工会議所と呼ばれるようになりました。
商工会議所の使命
商工会議所は、本市商工業者の熱意と強力により設立された法に基づいた会員 制度の地域総合経済団体で、全国組織である日本商工会議所のもとに全国527の主要都市に設置され、連携により地域商工業の総合的な改善発達と、社会福祉の増進を図っており、経済界の基底となって活動する公的な団体です。
あなたの意見を世論に反映
商工会議所は会員組織です。会員の時宣に適した議論を集約し、会議所の意見として、政府や国会を動かし、国・県・市の行政施策の実施、改善をうながすこともできるのです。
政府や国会も商工会議所を重視
会議所が商工業界の世論を代表している機関であることは法律が規定し、政府も国会も重視しています。 全国515の商工会議所が結集して商工業の振興に力を注いでいます。(2020年4月時点)
商工会議所はどなたでも安心してご利用できる公的指導機関です。
商工会議所は法律によって運営されている総合経済団体で、本市産業界の世論 をまとめ商工業の発展のため、また住みよい社会づくりと公正で創造的な地域振興をめざし活動しており、特に中小企業者には 国・県の資格認定を受けた経営指導員を配置し、また必要な専門相談員を委嘱して、市内全域にわたって 経営指導を実施しています。事業者の方なら会員、非会員を問わず、どなたでもいつでも経営に関する あらゆる事項について無料で安心してご利用できる公的機関として、経営者の皆様と小さなふれあいで 企業の大きな躍進を目指しています。
4つの特色
総合性
業種、規模、法人・個人にかかわらず全ての商工業者が加入できる総合経済団体です。
地域性
地域を基盤として、商工業の発展を図る地域団体です。
公共性
地域商工業の発展を図ると共に、社会一般の福祉の増進まで、幅広い公共性をもつ団体です。
国際性
世界各国の商工会議所などと連携をもつ国際性豊かな団体です。