【令和6年10-12月期】管内景況調査結果

お知らせ武生商工会議所調査結果

令和6年10月~12月期における「管内事業所景気動向調査」を実施致しました。

★調査期間:令和6年12月19日~令和7年1月10

★調査対象:武生商工会議所の会員 小規模事業所を中心に抽出

★調査票配布数:578件

★調査回答件数:130事業所(調査票回収率22.5%

調査結果まとめ

「景況感が3期ぶりに悪化-小売業でマイナス幅拡大、飲食・サービス業は堅調!」 

業界全体のの景況DI値は、前期(令和6年7-9月期)から4.7ポイント減の▲10.0となり、3期ぶりに低下した。業種別では、卸売業(▲5.6)と建設業(▲11.8)がマイナスに転じ、小売業は▲21.4とマイナス幅が拡大。一方、飲食・サービス業は15.4と唯一のプラスを維持。
売上高の業界全体のDI値も前期から3.1ポイント減の▲3.1となり、3期ぶりに低下した。製造業やその他の業種以外では、マイナス幅が拡大した。
仕入価格は前期より6.7ポイント増加し、依然として高水準が続き、全業種の9割以上の企業が「上昇」または「不変」と回答。
今期の資金繰りについて、DI値で見ると、(前期▲9.8→)▲10.0(前期差0.2ポイント減)と4期連続で悪化。
今期の採算について、DI値で見ると、(前期▲15.8→)▲21.5(前期差5.7ポイント減)と2期連続でマイナス幅が拡大した。
北陸新幹線の開業による効果を実感している企業は少ないという結果が3期連続で出た。一部の企業からは、「関東からの来客が増えた」という声がある一方で、「関西の取引先とのアクセスが悪くなった」といった意見も見られた。

★調査結果詳細については→武生商工会議所管内景気動向調査結果【R6年10-12月期】