【令和4年4-6月期】管内景況調査結果

お知らせ武生商工会議所

令和4年4月~6月期における「管内事業所景気動向調査」を実施致しました。

★調査期間:令和4年6月22日~7月8

★調査対象:調査票にご回答頂いた109事業所(調査票回収率21.8%

調査結果まとめ

令和4年4-6月期の景気状況・売上状況のDI値は、前期比ですべての業種で上昇した。売上高のDI値は前期と比較して全業種平均で47ポイント上昇しており、一番上昇の割合が高かった建設業においては96.7ポイント、次に上昇割合の高い飲食サービス業では82.1ポイントと大幅な上昇となった。売上高の上昇に合わせて景況についても先の2業種での上昇が大きく、売上上昇に伴い活況であることがわかる。

来期の売上見通しについては今期と比較して全業種でDI値の下降がみられ、全業種平均で▲22ポイント下降の予測であった。

仕入価格に関しては、前期(R4.1-3月期)に引き続き上昇したと答える割合が高く、全業種平均で11.4ポイントの上昇、ただし建設業と小売業では横ばいであった。来期の予想については、全業種平均で1.8ポイントと小幅な上昇の見通しであるが、製造業においては3.1ポイント下降、卸売業・飲食サービス業・建設業では高水準のなかで横ばいとなる予想で、右肩上がりで上昇を続けていた仕入価格は高い数値で高止まりする予想となった。

事業者の方々の声(一部抜粋)

  • 原油高やエネルギー供給不安による原燃料価格高騰に加えて円安により原材料価格値上がりが収益に大きく影響を受ける(製造業)
  • 技術者不足、高齢化、資材の確保と価格の上昇(建設業)
  • 仕入単価の値上げ(二次、三次値上げ)(卸売業)
  • 仕入価格の上昇(商品によっては50%上昇)特に5~6月期の悪化が厳しい(小売業)
  • 売上は上昇してきているが、仕入食材が大幅急激に高騰しているため、利益は逆に下がり気味。人手不足、人件費高騰(飲食・サービス業)

※景況動向調査にご協力いただき誠にありがとうございます。引き続きご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。